滋賀県保険医協会
Tel.077-522-1152
9:00-17:00(土日祝日を除く)

保険医(開業医・勤務医)

お問い合わせ
資料請求フォーム
入会のご案内

講演会「地震列島の原発がこの国を滅ぼす」ご案内(4/6)

今年は阪神淡路大震災30周年。この30年、東日本大震災、1年前の能登地震等、数多くの地震が起こり、大きな被害をもたらしました。しかし、この国は、福島第一原発の事故を忘れたかのように原発推進に向かおうとしています。
地震列島日本で原発は安全に稼働できるのか、長年原子力安全に関わってこられた小出裕章先生に、久しぶりに滋賀の地でお話をうかがいます。ぜひみなさんご参加ください。

〔日時〕2025年4月6日(日)13:00~15:30
〔会場〕ピアザ淡海 2階 207会議室
(JR膳所駅から徒歩約12分・京阪電車石場駅から徒歩約5分)
〔講師〕元京都大学原子炉実験所助教 小出 裕章 さん
【小出さんからのメッセージ】
日本は地球の陸地面積の0.25%しかない国ですが、世界で起きる地震の約2割が起こります。そして、2011年3月、福島第一原子力発電所が巨大な地震と津波に襲われ、為す術なく破局的な事故を起こしました。原子力推進派はその地震と津波は「想定外」だったとして、14年経った今も誰一人として責任を取らず、処罰もされていません。多くの日本人はすでに忘れていますが、事故当日発令された「原子力緊急事態宣言」は14年経った今も解除できないまま続いています。多数の被害者が苦難を背負わされたままですし、事故自体の収束も100年経ってもできません。地震が起きるたびに原発は大丈夫かと心配する生活は終わりにしたいです。

◆小出裕章さん略歴◆
こいで・ひろあき 1949年、東京生まれ。工学者(原子核工学)。元京都大学原子炉実験所助教。1968年、原子力の平和利用に夢を抱いて、東北大学工学部原子核工学科に入学。1970年、女川原子力発電所(宮城県)建設反対の集会に参加したことをきっかけに、原発をやめ させるために原子力の研究を続けることを決意。原子炉実験所に勤務しながら、原発反 対の立場から、さまざまな提言、提案を行い続ける。専門は放射線計測、原子力安全。2015年3月、京都大学原子炉実験所を定年退職し、長野県松本に移住。太陽エネルギーを 活用する暮らしを実践中。今も原発や憲法についての講演に全国に足を運ぶ。主な著書に、『原発はいらない』『この国は原発事故から何を学んだのか』(いずれも幻冬舎 ルネッサンス新書)、『原発と戦争を推し進める愚かな国、日本』『原発事故は終わっていない』(いずれも毎日新聞出版)、『「最悪」の核施設 六ヶ所再処理工場』(共著 集英社新書)、「地震列島の原発がこの国を滅ぼす 」(産学社)などがある。

申込方法:FAXにてお申込みください(申込用紙)